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DJI Ronin-SCのバランス調整方法と実際に調整したみた感想

先日、DJI Ronin-SCを購入、ジンバルデビューした管理人のさとさん(@satokita_z)です。

ジンバルを購入して最初にやることといったら「バランス調整」です。

DJI Ronin-SCのバランス調整方法ってまだまだ情報が少ないです。

Ronin-SCのバランス調整方法について解説しているのは、僕が見つけた限りだと…

「付属マニュアル」→ こちら(pdfファイル)

「公式サイトの動画」→ こちら(youtube)

この二つくらいです。

「付属マニュアル」は英語で書かれているし、説明も丁寧とは言えないもので、ちょっとわかりにくいです。

「公式サイトの動画」にしても、日本語の字幕はついてはいるんですが解説は英語です。

それに動画を見ながらさくさく調整できるほど、ジンバルのバランス調整って簡単ではありません。(特に初心者にとっては)

そこで今回は、「公式サイトの動画」をベースにこれを補足するような形で、Ronin-SCのバランス調整方法をまとめてみました。

  • Ronin-SCを購入したけどバランス調整で苦労している人
  • これからRonin-SCを購入しよう思っていろいろ情報を集めている人

参考になったらうれしいです。

DJI Ronin-SCのバランス調整方法 全行程

それではまず、Ronin-SCのバランス調整方法の全ての構成を説明します。

DJI Ronin-SCのバランス調整は以下の工程を実施すれば完了です。

  1. 前準備
  2. チルト軸のバランス調整
  3. 垂直チルトのバランス調整
  4. ロール軸のバランス調整
  5. パン軸のバランス調整
  6. バランステスト
  7. 再調整(バランステストでNGの場合のみ)

Ronin-SCには回転軸が3つあります。チルト軸、ロール軸、パン軸ですね。

この三軸についてバランス調整をしてやるわけです(↑の工程2~5)。

三軸のうちチルト軸については、ちょっと丁寧に「垂直チルト」なるものも調整してやる必要があります(↑の工程3)。

三軸すべて調整が終わったら、ちゃんとバランスがとれているかチェック(工程6)して、バランスがとれていれば完了。

もしバランスがとれていなかったら再調整(工程7)します。

Ronin-SC バランス調整の前準備

バランス調整の前に、前準備をします。

  1. Ronin-SCを組立て
  2. カメラ側の準備
  3. Ronin-SCにカメラをセット

の順番で準備していきます。

バランス調整前のRonin-SCの組み立て

組立前のRonin-SCRonin-SCの組み立ては特に難しいことはありません。

この三つのパーツをケースから取り出し、組み立てるだけです。

Ronin-SCのバッテリーゲージバランス調整自体は電源オフ状態で実施しますが、その後のバランステストのとき電源を入れる必要があります。バッテリーは充電しておきましょう。

Ronin-SCのロックレバーロックレバーを締めます。といってもこの程度しかしまりません。

組立完了したRonin-SC組立完了したら各軸のロックを念のためにチェックしていきます。

パン軸のロックパン軸のロック。ロックされている状態。

チルト軸のロック。ロックされている状態。

ロール軸のロックロール軸のロック。ロックされている状態。

Ronin-SCは、パン軸、チルト軸、ロール軸、それぞれにロック機構が付いていて持ち運びのときなんかにぐらぐら動かないよう、固定できます。

おかげでバランス調整もやりやすいです。

調整したい軸のロックだけロック解除してバランス調整を進めていきます。

バランス調整前のカメラの準備

Ronin-SC側の準備が終わったら、次はカメラ側の準備をしていきます。

今回は、カメラはX-H1を使用します。レンズはXF18-55mm、いわゆる標準ズームレンズです。

X-H1にXF18-55とバッテリーグリップを付けた状態普段使っている状態のX-H1です。

Ronin-SCは耐荷重2kgなのでこのまま載せることもできますが、今回はバッテリーグリップは外しちゃいます。

バッテリーグリップを外したX-H1バッテリーグリップが外れました。

X-H1にバッテリーを入れます。ジンバルに載せる前に充電完了したバッテリーに交換しておきましょう。

SDカードをX-H1に入れますSDカードをカメラにセットします。

ダブルスロットのカメラを使っている人で、二枚SDカードを使いたい人は、二枚ともセットした状態でバランス調整をします。

液晶でバッテリー、SDカードの状態をチェック液晶ディスプレイでバッテリーとSDカードの状態をチェックします。大丈夫そうですね。

ズームレンズの場合

ズームレンズを伸ばした状態

ズームレンズで焦点距離によって長さがかわるものは、予め使いたい焦点距離にセットしておきます。

レンズの長さが変わることによって重心位置が変わるので、バランス位置も変わっちゃいます。

せっかくバランス調整したのに、焦点距離がずれていると、またやり直しってことになっちゃいます。

ジンバルに載せて使いたい焦点距離に予め合わせておきましょう

今回は、一番レンズの長さが短い18mmに焦点距離を合わせてバランス調整を行いました。

カメラの準備が完了カメラの準備が完了しました。

Ronin-SCにカメラをセット

RONIN-SCの組立、カメラの準備が完了したらRonin-SCにカメラをセットしていきます。

マニュアルによると、ライザープレート、クイックリリースプレート、レンズサポートを使うということになってますが、今回はクイックリリースプレートだけでやってみます。

クイックリリースプレートボルトを通すにはコツが必要です。写真の位置だとボルトをスリットに通すことはできません。

クイックリリースプレートにボルトを通していることろスリットの一番端にねじ溝が切ってあり、ここでだけボルトを通すことができます。

ボルトがクイックリリースプレートに通りました無事、ボルトがクイックリリースプレートのスリットに通りました。

カメラの三脚穴にクイックリリースプレートを装着した状態カメラの三脚穴にクイックリリースプレートを取り付けました。

ポイントは…

  • △Lens」と書いてある表示をレンズの方向に向けること
  • クイックリリースプレートがレンズと平行にセットすること
  • クイックリリースプレートの位置をなんとなく決めてみること

バランス調整全体に言える事ですが、全てをあまりにきっちりとやろうとしすぎないことがポイントです。

クイックリリースプレート上でのカメラの位置

クイックリリースプレートの向きはきっちり合わせますが、位置はなんとなく決めればOKです。

今回は、まずはだいたいこれくらいの位置でやってみることにします。

クイックリリースプレートをカメラに付け終わったら、いよいよRonin-SCにカメラを載せていきます。

各軸のロックを解除まずは三軸のロックをいったん解除してRonin-SCをカメラを載せる状態にします。

カメラを載せる前のRonin-SCこの状態で…

クイックリリースプレートをはめる溝カメラマウントプレートのこのクイックリリースプレートスライドして入れます。

クイックリリースプレートごとカメラを載せたら前準備完了です。

DJI Ronin-Scのバランス調整

さていよいよRonin-SCのバランス調整開始です。

最初にチルト軸バランスを調整します。

Ronin-Scのチルト軸バランス調整のやり方

チルト軸のロックまずチルト軸のロックを解除します。写真はロック解除前の状態です。

チルト軸のロックを外すと、カメラが前か後に傾くはずです。

フロントヘビー状態。カメラが前に傾いた。今回は、フロントヘビー状態でした。前が重すぎるのでカメラが前に傾いています。

カメラマウントプレート下のノブこの場合、カメラマウントプレートの下のこのノブを緩め、クイックリリースプレートごとカメラを後ろに後退させて調整を試みます。

リアヘビー状態・カメラが後ろに傾いた。今度は後ろに下げすぎました。リアヘビー状態です。

もう一度、調整して…

チルト軸バランスがとれた状態この状態まで持っていきます。

前にも後ろにも傾いてません。チルト軸バランスがとれました

次は、垂直チルトバランスです。

Ronin-Scの垂直チルトバランスのとり方

先ほどチルト軸バランスがとれた状態から、レンズを持って真上に向けてみます。

レンズを真上に向けます

この状態から手を離すと、レンズがボトム側(上の写真で反時計回りに方向)かトップ側(上の写真の時計周り方向)に倒れるはずです。

ボトム側に倒れた状態僕の場合、ボトム側に倒れました。つまりボトムヘビーということなので…

チルト軸アーム固定ノブチルト軸を固定しているこのノブを緩め、チルト軸全体をトップ側に持ち上げてあげます。

垂直チルトバランスがとれた状態チルト軸アームの位置が調整できると、この状態で手を離しても傾かなくなります。

これで垂直チルトバランスが取れたということです。

垂直チルトバランスが取れたら、念のためもう一度(水平)チルトバランスをチェックしておきます。

水平チルトバランスの再チェック問題なさそうです。

クイックリリースプレートのスライダー

水平・垂直チルトバランス調整が完了したら、クイックリリースプレートのスライダを、カメラマウントプレートにくっつく位置まで動かします。

バランスが取れた位置を「記録」しておくわけですね。

続いてロール軸バランス調整を行いますが、その前にチルト軸のロックをロックしておきます。

ロール軸バランス調整のやり方

ロール軸のロックまずはロール軸のロックを解除します。

ロール軸ロックを解除すると全体が左か右に傾くはずです。

ロック解除してカメラが左に傾いた状態僕の場合、左に傾きました。

レンズ側から見た状態この状態をレンズ側から見ると、こんな感じです。

カメラマウントプレートのメモリをよく見ると2.2くらいのところに▽マークが来ています。

カメラマウントプレート下のノブカメラマウントプレート下のノブを緩めて、カメラをマウントプレートごと左にずらします。

ロール軸バランスが取れた状態ロール軸バランスが取れました。

▽の指標がメモリの「2」くらいのところに来てますね。

ロール軸のロックをロックしてロール軸のバランス調整は完了です。

これでチルト軸バランス、ロール軸バランスが取れましたね。

あとはパン軸のバランスを調整すればおしまいです。

Ronin-SCのパン軸バランスのとり方

パン軸のロックを解除します例によって最初にロックを解除します。パン軸のロックはここです。

パン軸のバランス調整は、ジンバル全体を少し傾けてチェック・調整します。

この作業は公式動画がわかりやすいので見てみてください。

回転する方向に応じて、下の写真のノブを緩め、パン軸アーム全体を前後させて調整します。

パン軸アーム固定ノブとパン軸アーム

動画ように回転したらパン軸アーム全体が前に出すぎているということなので、ノブを緩め、パン軸アームを後ろに後退させます。

パン軸アームのロックを解除した状態で、ジンバル全体を左右に15度くらい傾けてもパン軸アームが回転しなくなったらパン軸バランス調整完了です。

パン軸のバランス調整が完了した状態は、公式動画の4:17あたり(↓)で見れます。

チルト軸、ロール軸、パン軸とすべてバランス調整が完了したら、バランス調整は一旦完了です。

最後にバランステストを実施します。

Ronin-SCのバランステスト

バランステストの画面

最後にバランステストをやってみてokがでればバランス調整は終了です。

バランステストは、スマートフォンにインストールしたRoninアプリで実施します。

この画面に出ているように、ジンバル全体を傾けた状態でバランステストをスタートさせます。

傾け方が足りないと、下のメッセージが表示されます。

不十分な傾き状態のときのメッセージしっかり傾けてリトライしてください。

バランスがしっかりとれた状態のテストメッセージ

きちんと調整されているとこのようなテストメッセージが出ます。

お疲れ様でした。

これでRonin-SCのバランス調整は完了です。

バランステスト(おまけ)

ちなみに、一度バランス調整が完了したあと、わざとズームレンズを伸ばしてみると…

写真は焦点距離を55mmに合わせたものです。

バランスが取れた後にズームを伸ばしてみた重心位置がかわって、こんな感じにフロントヘビーになります。

この状態でバランステストを実施すると…

エラーメッセージ

こんな感じでバランステスト失敗のメッセージがでます。

Yaw:リバランスが必要です
Roll:エクセレント
Pitch:リバランスが必要です

ズームレンズの場合、予め使いたい焦点距離に合わせおくことが大事ってのが分かってもらえると思います。

バランスが取れたRonin-SCの状態

さて最後にバランスが取れた状態のRonin-SCをご覧ください。

バランスが取れたRonin-SCの背面 バランスが取れたRonin-SCの前面 バランスが取れたRonin-SCのカメラアップ バランスが取れたRonin-SCのカメラアップ横から

まとめ・バランス調整してみた感想など

いかがでしたか。

今回は、DJI Ronin-SCのバランス調整のやり方を紹介しました。

Ronin-SCはチルト軸、ロール軸、パン軸を固定でき、バランス調整の際は、調整したい軸だけロックを解除して調整すれば良いのでと、他の機種に比べて調整が簡単だと思います。

実際、初心者の私でも、一発でバランステストOKの状態まで調整できました。

文字で読むと大変そうに感じるかもしれませんが、やってみると意外と簡単にできます。

あと調整自体もすごく楽しいです。

本当に、買って良かったです。

【国内正規品】DJI Ronin-SC Pro コンボ 一眼/ミラーレス用ジンバル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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さとし
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